10月8日(水)14:30オープン 15:00スタート
会費 2,500円
予約 tel 03-3332-1187 あるいは hobbit@ea.mbn.or.jp
井上想(ドゥルパド音楽家)+ ゲスト 田中悠宇吾(シタール)
ほびっと村学校の17畳の質素な和室に、宇宙からの届く音がお線香の煙のようにたなびく時間。
<井上想>
自分はいまたまたまこの音楽をしていますが、
自分の興味のすべては音にあります。
その音の響き。
音が音楽になった途端、いろんなものとの別れが生まれます。
美術は好きだけど、音楽は苦手だとか。自分は音楽はわからないとか。或いは、その音楽の中ですら、ジャズは好きだけどクラシックは嫌いだとか。新しい音楽は聴くけど、古いのは聴かないとか。
しかし改めて、その音楽を構成している一つひとつの音、に立ち返った時、それらの対立や別れは解消されます。
または、音、と言った時には自分が人間であるということからさえも解消されます。
波の音。風の音。鳥のさえずり。冷蔵庫の音。雷雲。原子爆弾の音。
すべては音になった時に統合されることになります。
<ゲスト・田中 悠宇吾(シタール奏者)>
東京都出身。2008年よりDr.Gopal Krishan Shahに師事。
定期的に渡印し北インド古典音楽を追求している。
古来より外来文化を取り入れ独自進化させてきた日本文化の特性を踏まえ、インド古典音楽の演奏を追求しつつも
多数のエフェクターを使用したアプローチやイタリアの楽器Azzam Bellsなどを取り入れインド古典音楽の再解釈再構築を軸として活動している。
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